AI Agentカスタムプラグインの設定方法
AI Agentカスタムプラグインを使用すると、独自のHTTPインターフェースをAI Agentにシームレスに統合し、Agentが利用できる強力なツールにすることができます。
1. プラグインの動作原理
AI Agentカスタムプラグインの核心原理は、HTTPインターフェースをAI Agentが理解し呼び出すことができるツールに変換することです。カスタムプラグインでは、OpenAPI Specification形式を使用してインターフェースの詳細な説明を行う必要があります。これには、リクエスト方式、リクエストアドレス、入力パラメータ、出力パラメータなどが含まれます。この標準化された記述により、AIはインターフェースの機能を理解し、必要に応じて自動的に呼び出すことができます。
2. カスタムプラグイン追加エントリーポイント
カスタムプラグインを追加するには、以下の手順に従ってください:
3. カスタムプラグイン設定詳細
開いた設定フォームで、プラグインを定義するための関連情報を入力する必要があります。各パラメータの詳細説明は以下の通りです:
- Code:これはプラグインの一意識別子で、重複しない英語コンテンツである必要があります。AIの理解と使用を容易にするため、get_weather_infoやsend_email_notificationなど、意味のある名前を使用してください。
- Name:プラグインの名前で、システム内での表示に使用されます。
- Description:プラグイン機能の簡潔な説明。この説明はAIがプラグインの用途を理解するために非常に重要です。プラグインができることを明確かつ正確に説明してください。
- Request Header:インターフェースで認証が必要な場合、ここでリクエストヘッダー情報を設定できます。例えば、AuthorizationやTokenを設定して検証を行います。
- OpenAPI / Swagger Schema (JSON):これは設定の最も重要な部分で、インターフェースを記述するために使用されます。
OpenAPI / Swagger Schema (JSON)について
OpenAPI Specification (OAS) は、RESTful APIを記述するための標準形式です。JSON形式でAPIの様々な情報を定義します:
- サーバーアドレス
- 利用可能なすべてのパス(エンドポイント)
- 各パスのリクエスト方式(GET、POSTなど)
- リクエストパラメータ
- レスポンス内容
- 認証方式 この標準について詳しく知りたい場合は、公式ドキュメントをご覧ください:OpenAPI Specification。
AIにOpenAPI JSONの生成を手伝ってもらう
このプロセスを簡素化するため、AIに直接このJSONコンテンツの生成を手伝ってもらうことができます。以下のプロンプトを使用し、プレースホルダーの内容を置き換えてください:
以下のインターフェース情報に基づいて、OpenAPI 3.0仕様に準拠したJSONオブジェクトを生成してください:
インターフェースURL:${あなたのインターフェースURL}
インターフェースメソッド:${GET/POST/PUT/DELETE}
インターフェース入力パラメータ:${パラメータ名、タイプ、必須かどうか、説明を含むパラメータリスト}
インターフェース出力パラメータ:${戻り値のコンテンツ構造}
インターフェース説明:${インターフェース機能の簡潔な説明}
AIが生成したJSONコンテンツを OpenAPI / Swagger Schema (JSON) 入力ボックスにコピー&ペーストしてください。