データソース
データソースは AI Data の入口かつ基盤であり、企業の外部データベースやデータプラットフォームを SERVICEME プラットフォームと接続し、統一されたデータ管理と分析を実現します。
データソースを設定することで、プラットフォームは外部のテーブル構造、フィールドタイプおよびメタデータ情報を認識し、後続のデータカタログ管理やビジネスドメインモデリングをサポートします。
データソースの接続
AI Data の第一歩はデータソースの接続であり、後続の分析に基礎データを提供します。
- MySQL、SQL Server、Azure Databricksなど、複数の主流データプラットフォームの接続をサポート;
- データソース追加後、そのデータソース内のすべてのテーブルを閲覧でき、ユーザーは必要なテーブルを選択的にチェック可能;
- システムはデフォルトでメタデータのみ同期(テーブル構造やフィールド情報など)し、実際のデータレコードは同期しないため、データの安全性を確保;
- 「接続テスト」機能を提供し、データソースの接続性を確実に確認可能;

データソース設定項目の説明
データソースを追加する際、以下の重要情報を入力する必要があります:
- データソースタイプ:データベースの種類を選択(例:MySQL、SQL Server など);
- 接続アドレス:データベースサーバーの接続文字列または IP;
- データベース名:対象データベースの名称;
- ユーザー名とパスワード:データベース認証用のアカウント情報;
- ポート番号:データベースサービスがリッスンしているポート;


tip
- データソース追加後、テーブルの選択に加え、ビューの選択もサポートしています。
- ビューは複数のテーブルのデータをクエリロジックで統合した仮想テーブルであり、集計、フィルタリング、計算結果の表示に適しており、より柔軟なデータモデル構築に役立ちます。
データソース接続失敗の一般的な原因とトラブルシューティング方法
外部データベース接続時に接続テストが失敗した場合、以下の点を確認してください:
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接続情報の誤り
- ホスト名、ポート、データベース名、ユーザー名およびパスワードが正しいか確認。
- データベースインスタンスがリモートアクセスを許可しているか、防火壁が該当ポート(MySQL のデフォルトは 3306、SQL Server のデフォルトは 1433)をブロックしていないか確認。
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特殊文字のエスケープ不備
- データベースパスワードに
@、#、%、&などの特殊文字が含まれる場合、接続文字列内でこれらが特殊記号として解釈され、接続失敗の原因となることがあります。 - パスワード入力時に URL エンコードを行うか、設定内でパスワードフィールドを引用符で囲むことを推奨し、エスケープ問題を回避してください。
- データベースパスワードに
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ネットワーク接続問題
- AI Data が稼働するサービス環境からデータベースのネットワークにアクセス可能か確認。
- データベースがプライベートネットワークや仮想プライベートネットワーク(VNet)内にある場合、適切なアクセスポリシーやホワイトリスト設定が必要。
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データベース権限不足
- 接続アカウントが対象データベースおよびテーブルの読み取り権限を持っているか確認。
- Azure SQL や Databricks などのクラウドデータベースの場合、アカウントのトークンやアクセスキーの有効性も確認が必要。
推奨:
複数回テストしても接続できない場合は、詳細なエラーログを確認し、エラー情報をシステム管理者またはデータベース管理者に提供して、さらなる調査を依頼してください。