AgentとMCPの公開
💡 ヒント:本機能はV4.1以降のバージョンのみ対応しています
SERVICEMEプラットフォームでは、ユーザーはまず個人用のAgentまたはMCPを作成し、設定とテストを完了した後、組織アプリとして公開することで、チームメンバーと共有・利用することができます。
Agentの公開
1. 個人Agentの作成
SERVICEMEでは、以下の3つの方法で個人Agentを作成できます:
- 基本作成:空白テンプレートから開始し、Agentの名称、役割、指示、および知識ソースを手動で設定します;
- ワークフロー作成:ビジュアルフロー設計を通じて、複数ステップの操作を自動化ワークフローとして連携します;
- 共有コード作成:他のAgentの共有コードを入力することで、既存のAgentを素早く複製します。
2. 組織Agentとして公開
個人Agentの設定が完了し、利用可能であることを確認した後、組織に公開してチームで統一管理・利用できます:
- 対象Agentの設定ページに入ります;
- 右上の**「Agentとして公開」**ボタンをクリックします;
- システムが公開確認を促し、確認後そのAgentは組織Agentとなります。

3. 権限とアクセスについて
Agentを組織に公開した後、管理者がバックエンドでアクセス権限を設定する必要があります。
権限を付与されたメンバーのみが組織環境でそのAgentを利用でき、安全性とアクセス制御を確保します。
主な利用シーン:
- 個人で構築した営業アシスタントやデータ分析アシスタントを営業チーム全体に公開;
- 自動承認Agentを財務部門や人事部門で共有利用。
MCPの公開
1. 個人MCPの作成
個人スペースで、ユーザーは完全に利用可能なMCP(Multi-Component Process)を作成・テストできます。
このプロセスは、システム間連携や複雑な自動化タスクの実現によく使われます。
2. 組織MCPとして公開
MCPが安定して稼働するようになったら、組織MCPとして公開し、他のユーザーもその自動化プロセスを再利用できるようにします:
- 個人MCPページを開きます;
- 右上の**「公開」**ボタンをクリックします;
- 公開操作を確認すると、MCPは組織側に同期されます。

3. 権限とアクセスについて
公開後のMCPも同様に、管理者による利用権限の付与が必要です。
管理者は部門やユーザーグループごとにアクセス範囲を割り当て、自動化タスクが適切な範囲でのみ実行されるようにします。
主な利用シーン:
- 自動レポート生成プロセスをデータ部門に公開;
- ナレッジ同期や翻訳プロセスをコンテンツ運用チームに公開。
上記の方法により、ユーザーはSERVICEMEで個人のアイデアから組織アプリケーションへの一連の流れを実現できます。
Agent(エージェント)や自動化プロセス(MCP)が企業のコラボレーションシステムに本当に組み込まれ、全体の効率を向上させます。